【ヨロイビギニング 最終1645 970位】トリルポリミドロ構築 初参加の公式大会の軌跡
あいさつ
はじめまして。タツタアゲと申します。
今回自分が初参加した公式大会の「ヨロイビギニング」にて使った構築を紹介してみたく記事を書いてみることにしました。初めての試みで拙い点も多々あると思いますがぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
構築経緯
この大会に参加するにあたって自分はお気に入りのポケモンの1匹であるドラミドロを使いたいと考えてました。しかし物理アタッカー真っ盛りの環境の中での薄い物理耐久、そして何より低いS。どうすれば活躍させられるか…
そこで知り合いに提案されたのが「耐久力のあるポリゴン2で安全にトリルを貼り、ドラミドロで上から殴る」というものでした。自分はそれに大賛成し、この構築を作りました。
個体詳細
ドラミドロ@こだわり眼鏡
特性:てきおうりょく
性格:ひかえめ
努力値:HC252D4
実数値:172-*-110-163-144-64
技構成:りゅうせいぐん/ヘドロウェーブ/きあいだま/かみなり
この構築の主役。特性てきおうりょくから放たれる一致技で多くのポケモンをトリル下で倒していくことができる。
持ち物は珠でもよかったが素でも火力は足りているのと低めの体力を削りたくない、そしてドラミドロは技の打ち分けがあまり必要ないというのが理由で非採用。なので非ダイマでも高い火力が出せる眼鏡を採用した。
技についてはなるべく一致技の火力が出せるようにりゅうせいぐんとヘドロウェーブ、相性補完のいいきあいだま、そしてダイマギャラドスを眼鏡補正込みで確定1発にしたり大サンダーで催眠対策になるかみなりを採用した。外しは知らん
ポリゴン2@しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:おだやか
努力値:H244D252B12
実数値:191-*-111-125-161-80
技構成:じこさいせい/トライアタック/トリックルーム/イカサマ
この構築で一番大事であるトリル始動役。持ち前の化け物耐久で受け出しや対面で確実に耐えて安全にトリルをすることができる。ほかにもじこさいせいでダイマを枯らせたりクッションとして挟んだりとできることが多かった。
特性は相手の型判別がある程度可能なダウンロードを採用した。
努力値は16n-1調整をしつつパーティ全体で重かったフシギバナを受けられるようにDに振り切った。
技構成は役割であるトリックルーム、ダイマ枯らしや場持ちを良くするじこさいせい、一致技であり範囲が広くワンチャン状態異常も狙えるトライアタック、相性補完が良く物理に対してある程度圧をかけられるイカサマを採用。
アローラガラガラ @ふといホネ
特性:ひらいしん
性格:いじっぱり
努力値:HA252B4
実数値:167-145-131-*-100-65
技構成:ポルターガイスト/フレアドライブ/ホネブーメラン/かわらわり
裏トリルエース。ドラミドロが出しづらいハピナスラッキーやガラガラが刺さるフシギバナ、ジバコイルが見えた時は積極的に選出していた。アローラガラガラの魅力はふといホネによるとても高いAと広い技範囲で、トリル下でダイマをさせて大暴れした。そして注目は新規習得したポルターガイストで、威力110という高威力の物理技でありながら相手持ち物判別までするとても強力な技で、炎技をタイプ受けしに来たポケモンに対して高い圧力をかけることができた。
他の技は一致最大火力のフレアドライブ、範囲が広くタスキ潰しに使えるホネブーメラン、壁破壊や大ナックルとして使えるかわらわりを採用。
マリルリ@こだわりハチマキ
特性:ちからもち
性格:いじっぱり
努力値:H220A252B12D20S4
実数値:203-112-102-*-103-71
技構成:アクアテール/じゃれつく/アクアジェット/ばかぢから
ポリ2が苦手なウーラオスを始めとする格闘ポケモンを狩るために採用。ギャラドスとも悩んだがこちらの方が悪水どちらのウーラオスにも安定するので採用した。
初手に来やすいルガルガンやワルビアルなどのステロ要因、コジョンドやハッサムなどのとんぼ帰りで対面操作してくるポケモンに対して鉢巻アクアジェットが良く刺さり、高い圧力をかけることができた。
ウーラオス対面は無論有利で、かみなりパンチも耐えてじゃれつくで倒せるのだが、終盤はタスキカウンター型に返り討ちにあっていた。
Sがまあまあ遅いので場合によってはトリル下でエースとして動かすこともあった。
努力値調整はH:B:D=2:1;1に近づけつつ4n-1調整、そしてDL対策もしている。
技は非ダイマ時でなるべく火力が出るようにアクアテール、フェアリー物理打点としてじゃれつく、一致技で等倍取れない相手に刺さるばかぢから、↑にも記したアクアジェットを採用。
ウーラオス(一撃の型)@いのちのたま
特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
努力値:H188A252B68
実数値:199-200-129-*-80-117
技構成:インファイト/あんこくきょうだ/アイアンヘッド/かみなりパンチ
ポリゴン2やラッキーなどの受けループを崩すために採用。トリルが貼れない時のエースとしても使った。通りのいいあんこくきょうだを主に使い、相手を崩していった。いのちのたまによって火力はとても高く、受け出してくるフシギバナなどにあんこくきょうだを刺してサイクル崩壊させたり、パーティによっては巨大マックスさせてキョダイイチゲキを連打するだけで勝てた試合もあった。
他の技は、一致高打点のインファイト、ドヒドイデやエアームドに刺すかみなりパンチ、呼ぶフェアリーに刺さるアイアンヘッドを採用した。
努力値は珠ダメージ軽減のため10n-1調整、Aはぶっぱ、残りは高めのBを伸ばした。
ジバコイル@じしゃく
特性:アナライズ
性格:ひかえめ
努力値:HC252B4
実数値:177-*-136-200-110-80
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/トライアタック/ボルトチェンジ
パーティ内で重いギャラドスや厄介なドヒドイデなどの水タイプ高耐久ポケモンを狩るために特殊電気枠として採用。したのはいいのだが選出率は1番低くなってしまった。理由としては狩りたいギャラドスが大抵地震をもっていて逆に狩られてしまったり水の受けポケモンたちもウーラオスだけで大抵なんとかなっていて、役割が薄くなってしまったことからである。
でも、トリルを貼れない時にエアームドやウォーグルを狩るのに重宝した。
特性は火力補強のためにアナライズを採用。
技は一致安定技の10万ボルトにラスターカノン、補完が取れているトライアタック、対面操作のためにボルトチェンジを入れたがほとんど使わなかったのでボディプレスに変えてあげた方が良かったと思っている。
運用方法
①基本選出
+or+@
基本、というかほとんどはポリゴン2でトリルを貼り、相手に合わせてドラミドロかアローラガラガラを出してダイマしたりしなかったりして暴れさせる。相手の初手としてルガルガンやウーラオスが出てくることが多かったので+@にはマリルリを初手に選出して有利対面を作り、受け出しで良く飛んでくるフシギバナにポリゴン2をあと投げする、という展開が多かった。
②受けループメタ選出
++()
受けループ相手にはトリルを貼らなくてもいいので、ウーラオスを始め
とする超火力のポケモンでごり押していった。相手を交代読みなどで1度崩せたら後はウーラオスダイマでごり押せることが多かった。
使用感
トリルを貼れれば後はエースたちで3タテ、ということが多かった。そして火力が高いポケモンが多いため、受けループ相手にも苦戦することはあまりなかった。ただねむりごなを持ったフシギバナがとても重く、上から眠らされて永遠にハメられる試合が多くあった。またタスキカウンターやメタルバーストに止められることも多々あったのでステロ撒き役を入れればもう少し勝てたのではないかと思っている。
そして気づいてる人もいると思うがこの構築の要であるトリル貼り、またエースのポリゴン2、ドラミドロ、アローラガラガラの3体は最遅ではない。
これはトリルパーティミラーをしている時にに気づいた。ただ、トリル下最遅でないと抜けないポケモンがあまりいなくて、トリルミラーというのもあまりなかったので特に気にならなかった。気づかなかったのは恐らく大会の前日、過去作から持ってきた非トリル運用として育成した個体を連れてきて何も確認せずに急いでパーティに入れたからである。これを読んでるトレーナーはトリル用ポケモンはしっかり最遅厳選をしよう。
さいごに
今回、初めて構築記事を書いてみましたがいかがだったでしょうか。自分の考えを文字に起こすというのは難しく、また考察自体も甘い部分があり反省点が多かったが自分はこのパーティを使っててとても楽しかった、というのが感想である。うまく試合運びをして3タテを決められた時の爽快感はたまらなかった。皆さんも是非トリルパーティを使ってみてください、とは言いませんがたまには勝ちにあまりこだわらずにお気に入りのポケモンをどうやったら活躍させてあげられるか、いろんな戦術を考えてみてはどうでしょうか。